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月別アーカイブ: 2012年10月
桐壷(1) 余りにも有名な冒頭
講読コメント初日です。宇治の夢の浮橋まで何とかして辿りつけますように。。 「桐壷」紫のかがやく花と日の光思ひあはざることわりもなし(与謝野晶子) 第一巻 桐壷の巻 長い長い物語の始めの巻です。この巻は登場人物の説明・スト … 続きを読む
桐壷(2)源氏誕生 桐壷更衣への妬み・恨み
p14 – 18 2.源氏誕生 桐壷更衣への妬み・恨み 〈p12 それにしても、よほど前世からのおふたりの〉 ①源氏誕生。年令は数えですからいきなり1才、即ちG1年です。 生まれたての源氏の叙述、「世にな … 続きを読む
桐壷(3・4) 源氏3才 母更衣死す
p18 – 22 3.若宮三歳になり、袴着の儀を行う 〈p15 この若宮が三つになられた年、〉 源氏3才、袴着(幼児→少年) ますます寵愛を受けて育つ。 →弘徽殿女御側の不安の憎しみが募る 4.更衣 … 続きを読む
桐壷(5・6・7) 更衣埋葬 桐壷帝の愁嘆
p22 – 27 5.無心の若宮、更衣の里に退出する 〈p19 こうした中でも、若宮をそのままお側に引きとめて、〉 帝は宮中においておきたいが喪のこともあり止む無く祖母のところへ帰す。 3才~6才 … 続きを読む
桐壷(8) 命婦、母君を訪問 - 野分の段
p26 – 36 8.勅使ゆげひ命婦、母君を訪れ、共に故人を偲ぶ 〈p21 野分めいた荒々しい風が吹きすぎた後、〉 この段は桐壷の中で異色。単なる説明でなく心情の叙述がある。「野分の段」とか「壺前栽」とも … 続きを読む
文化祭の秋 スポーツの秋
先日娘が教師をやっている中高一貫女子高の文化祭に行ってきました。生徒自身が企画・デザイン・縫製・振付・舞台装置まで全てを行う伝統のファッションショーが売り物でこれはさすがに素晴らしいものでした。こういうトータルイベントを … 続きを読む
桐壷(9) 命婦帰参 帝さらに悲しむ
p36 – 42 9.命婦帰参、さらに帝の哀傷深まる 〈p30 宮中に帰った命婦は帝がまだお寝みになって〉 ①宮中で帝が女房達と読んでいる書物のことが書かれている。 長恨歌と伊勢(伊勢集)と紀貫之(古 … 続きを読む
桐壷(10・11) 祖母死去 7才読書始め
p42 – 46 10.若宮参内 祖母北の方死去する 〈p36 月日は過ぎてゆき、〉 ①一の皇子の立太子が決定、弘徽殿女御も一安心 ②2年ほど空白があってG6年、祖母北の方が死去する。 その間の祖母 … 続きを読む
桐壷(12) 高麗人の観相 賜姓源氏
p46 – 48 12.高麗人の観相 賜姓源氏 〈p39 その頃、高麗人が来朝しましたが、〉 (表紙の源氏かるたはこの場面) ①鴻臚館(当時の外国人迎賓館)場所は朱雀大路・七条。 ②この相人の見立てが重 … 続きを読む
桐壷(13・14) 藤壷入内 紫のゆかり
p48 – 54 13.先帝の四の宮(藤壺)入内する 〈p41 歳月が過ぎてゆくにつれ、〉 藤壺登場!G10年ころであろうか。藤壺+5、即ち15才 ①藤壺の出自(先帝の皇女=すごい身分) 桐壷更衣 … 続きを読む
桐壷(15) 源氏元服 & 結婚
p54 – 59 15.源氏の元服の儀、左大臣家の婿となる 〈p46 源氏の君の可愛らしい童形のお姿を、〉 ①12才で元服(少年→成人)一人前の男。もう藤壺の御簾の中には入れない。 ②後見のない源氏の元 … 続きを読む
桐壷(16)(17) 左右大臣家のこと 源氏、藤壺を恋慕
p60 – 63 16.左右大臣家並び立つ 蔵人少将と四の君 〈p51 この左大臣は帝の御信任がたいそう厚い上に、〉 源氏の結婚に続いて左大臣家と右大臣家の政略結婚のことが語られます。 系図でしっかりお … 続きを読む
桐壷 代表歌・名場面 & ブログ作成者の総括
桐壷のまとめです。 和歌: 1.「かぎりとて別るる道の悲しきにいかまほしきは命なりけり」 (桐壷更衣) 2.「たづねゆくまぼろしもがなつてにても魂のありかをそこと知るべく 」 (桐壷帝) 名場面: 1.「いづれの御時に … 続きを読む
帚木(1) 帚木3帖の冒頭
「帚木」中川の皐月の水に人似たりかたればむせびよればわななく(与謝野晶子) 第二巻「帚木」です。帚木・空蝉・夕顔の3帖はまとめて「帚木3帖」とも呼ばれます。桐壷-若紫-紅葉賀と続く「紫のゆかり」系とは別に書かれ後から挿入 … 続きを読む
帚木(2・3) 雨夜の品定め 中の品論
「雨夜の品定め」について 内容のことはともかくこの言葉は有名です。長雨の宮中で源氏と頭中、そしてその取巻きが女性のことを語り合う。年頃の男同士、多少とも女性経験で先行している者は先輩面して「オレはこんなこと知ってるんだ … 続きを読む
帚木(4~9) 左馬頭の力説
p78 – 110 左馬頭と式部丞、二人ともここだけに出てくる人物。源氏・頭中の取り巻きで女性関係でも先輩格。この二人が(特に左馬頭)面白おかしく経験談を語るというところです。ポイントだけおさえて後は左ページ … 続きを読む
帚木(10) 頭中の体験談 内気な女=夕顔
雨夜の品定めで語られる体験談、その内この段だけは物語に深く繋がるので面白いし重要です。 p110 – 116 10.頭中将の体験談-内気な女 〈p87 「わたしは、ひとつ馬鹿な男の話をしましょう」〉 ①第 … 続きを読む
帚木(11・12) 式部丞の体験談 左馬頭の総括
「雨夜の品定め」の括りの部分です。 p116 – 125 11.式部丞の体験談 - 博士の娘 〈p91 頭の中将が藤式部の丞に向かって、〉 ①ここまで黙っていた式部丞が急かされて発言する。嘘とも真ともつか … 続きを読む
帚木(13) 左大臣邸の様子 葵の上
さて、ここからが面白い。始まり!始まり!ってところです。 p125 – 126 13.品定めの翌日、源氏、左大臣邸へ退出 〈p98 ようやく、今日は雨もやみ、〉 ①宮中→左大臣邸へ 左大臣の下にもおかない … 続きを読む
帚木(14) 方違え 紀伊守邸へ
p126 – 134 14.源氏、紀伊守邸へ方違えにおもむく 〈p100 暗くなる頃に、女房が、〉 (紀伊守邸:場所要チェック。土御門殿・法成寺のあたり。賀茂川に近い) ①ここからの紫式部の筆使い、溌剌と … 続きを読む