松風」カテゴリーアーカイブ

松風(1・2) 源氏、明石の君の上京を督促 

「松風」あぢきなき松の風かな泣けばなき小琴をとればおなじ音を弾く(与謝野晶子) 松風に入ります。絵合の後宮争いから離れてこの巻は完全に明石物語です。明石一族の様々な想いとそれに対応する源氏・紫の上が語られます。 p120 … 続きを読む

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松風(3・4) 明石の入道との永久の別れ

p126 – 134 3.京より迎えの使者下る 明石一家の哀歓  〈p309 一方、腹心の家来たちを、〉    ①源氏は使者を何人も遣わし意を尽して上京を促す    →源氏の心配りの立派なところ  ②移ること … 続きを読む

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松風(5・6) 明石の君、大堰の邸に移り来る

【お知らせ】 右欄の源氏百首・名場面集・青玉和歌集を「絵合」まで更新しました。また、小倉百人一首リストを加えました。参考にしてください(万葉さん、ありがとうございました)。 さて連休も終わり日常に戻ります。明石物語の続き … 続きを読む

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松風(7・8) 明石の君との再会

p138 – 146 7.源氏、大堰を訪れ、明石の君と再会する  〈p320 御前駆も気心の知れた者だけをおつれになり、〉    ①明石の君とは3年振りの再会。明石の姫君(満2才半)とは初対面。   →3人で … 続きを読む

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松風(9・10) 源氏、明石の君と唱和 

p146 – 152 9.源氏、明石の君と唱和 姫君の将来を思う  〈p326 嵯峨野の御堂に源氏の君はお通いになられて、〉  ①源氏、嵯峨野の御堂に行って毎月半ばと月末に仏事をさせることをいいつける。    … 続きを読む

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松風(11・12) 桂の院での遊楽 & 源氏帰邸

p152 – 162 11.源氏、桂の院に赴き饗応する 帝歌を賜う  〈p332 源氏の君が非常に重々しく悠然と車のほうへお歩きになる前を、〉  ①桂の院に取巻き連中が集まっている。冷泉帝からの手紙も来ている … 続きを読む

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松風 代表歌・名場面 & ブログ作成者の総括

松風のまとめです。 和歌 35.身をかへてひとりかへれる山里に聞きしに似たる松風ぞ吹く     (明石尼君)  明石一家大堰の邸に 36.契りしに変わらぬことのしらべにて絶えぬ心をほどは知りきや     (源氏)  大堰 … 続きを読む

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