玉鬘」カテゴリーアーカイブ

玉鬘(1・2・3) 玉鬘、筑紫で成長する

「玉鬘」火のくににおひいでたれば言ふことの皆恥づかしく頬の染まるかな(与謝野晶子) さて、本巻より「真木柱」まで「玉鬘十帖」と呼ばれる物語が展開されます。「夕顔」の巻で妖物に憑りつかれて突然死した夕顔の遺児(玉鬘)を巡る … 続きを読む

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玉鬘(4・5) 玉鬘、大夫監から逃れ都へ帰る

p175 – 188 4.肥後の土豪大夫監、玉鬘に求婚する  〈p185 乳母の娘たちも息子たちも、〉  ①前段より10年経過G34年、玉鬘20才になっている(いきなり)。   この間、住居は筑紫(大宰府)か … 続きを読む

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玉鬘(6・7) 右近、長谷寺で玉鬘を見つける

p189 – 201 さて右近が玉鬘を見つけるエキサイティングな場面です。 6.玉鬘ら窮迫し、石清水八幡宮に参詣する  〈p197 京の九条に、昔の知人で生き残っていた人を〉  ①一行は昔ゆかりの人の九条宅に … 続きを読む

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玉鬘(8・9) 右近・乳母 玉鬘の将来を相談

p202 – 210 8.右近、三条、御堂で玉鬘の将来を祈願  〈p206 少し足馴れた右近は、〉  ①長谷寺御堂で玉鬘の将来を祈願   →ここで豊後介は初めて事情を知る。驚いたことだろう。  ②右近が源氏と … 続きを読む

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玉鬘(10・11) 右近、源氏に玉鬘のこと報告

p210 – 218 10.右近と玉鬘、歌を詠み交し、帰京する  〈p213 そこは参詣に集まる人々の姿を眼下に見下ろせる場所で、〉  ①右近 ふたもとの杉のたちどをたづねずはふる川のべに君をみましや   → … 続きを読む

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玉鬘(12・13) 源氏、玉鬘に消息

p219 -226 12.源氏、玉鬘に消息をおくる 玉鬘、歌を返す  〈p221 この話をお聞きになって後は、〉  ①右近は紫の上の女房なので常々は紫の上といっしょにいる。それでは拙いので別の所へ呼び出す。  ②源氏の方 … 続きを読む

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玉鬘(14・15・16) 玉鬘 六条院へ

p226 – 237 14.玉鬘六条院に移り、花散里 後見を受け持つ  〈p227 こういう話は、九月のことでした。〉  ①玉鬘六条院へ。それにはお付きの人・調度など揃える準備がいる。     ②p228脚注 … 続きを読む

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玉鬘(17・18) 女君への衣配り

p237 – 246 17.源氏、正月の衣装をととのえて方々に贈る  〈p235 年の暮には、玉鬘の姫君のお部屋の、〉  有名な「衣配り」の場面です。  ①G35年末 新年を迎えるにあたり玉鬘に然るべき衣装を … 続きを読む

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玉鬘 代表歌・名場面 ブログ作成者の総括

玉鬘のまとめです。 和歌 43.初瀬川はやくのことは知らねども今日の逢ふ瀬に身さへながれぬ      (玉鬘)  長谷寺観音のご利益 44.恋ひわたる身はそれなれど玉かづらいかなるすぢを尋ね来つらむ      (源氏)  … 続きを読む

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