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朗読源氏物語(by式部)
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「手習」カテゴリーアーカイブ
手習(1・2) 横川の僧都 宇治院で怪しきもの発見 浮舟か!
[お知らせ] 式部さんの朗読、夢浮橋まで完了、全てアップさせていただきました。ざっとカウントして65時間に及ぶ大偉業です。これだけ並ぶと壮観です。ご苦労談などは追々伺うとして先ずは完読いただいたことに対しお礼とお祝いを申 … 続きを読む
手習(3・4・5) 浮舟、小野山荘へ
p142-150 3.妹尼、女を預り介抱するが、意識不明 〈p236 母尼君たちの一行が到着して、〉 ①僧都の妹尼の登場。この人が浮舟に寄り添っていく。 「おのが寺にて見し夢ありき。いかやうなる人ぞ。まづそのさま … 続きを読む
手習(6・7・8) 浮舟、正気に戻る
p150-160 6.女依然として意識不明、妹尼たち憂慮する 〈p243 こういう若い女を連れて来るなどということは、〉 ①小野山荘に到着 かかる人なん率て来たるなど、法師のあたりにはよからぬことなれば、、 … 続きを読む
手習(9・10・11) 小野で落ち着きを取り戻した浮舟だが、、
p160-170 9.浮舟快方に向う 出家を望み戒を受ける 〈p250 尼君は、「どうしてあなたは、こんなふうに頼りなさそうな〉 ①妹尼「いかなれば、かく頼もしげなくのみはおはするぞ」 →必死に介抱しているのにシ … 続きを読む
手習(12) 中将登場 浮舟を垣間見て心動く
p170-180 12.妹尼の婿中将訪れる 浮舟を見て心動く 〈p259 尼君の亡くなった娘の婿君は、今は中将になっています。〉 ①新しい登場人物、中将の登場 中将=妹尼の娘婿 5~6年前に娘は亡くなっている。 … 続きを読む
手習(13・14・15) 中将の浮舟へのアタック続く
p180-192 13.中将、横川で弟の禅師に浮舟のことを聞く 〈p266 中将は、比叡山の横川にお着きになりました。〉 ①中将は、山におはし着きて僧都もめづらしがりて、世の中の物語したまふ。 →中将は元々横川に … 続きを読む
手習(16・17) 母尼、吾妻琴を独(断)奏
p192-198 16.母尼和琴を得意げに弾き、一座興ざめる 〈p278 話の途中のそこここで咳をしながら、〉 ①ここかしこうちしはぶき、あさましきわななき声にて、なかなか昔のことなどもかけて言はず、誰とも思ひわかぬな … 続きを読む
手習(18・19) 妹尼、初瀬に 浮舟は残る
p198-212 18.妹尼初瀬にお礼参り 浮舟少人数で居残る 〈p284 九月になって、この尼君はまた初瀬に参詣しました。〉 ①九月になりて、この尼君、初瀬に詣づ。 →8月も過ぎて9月秋も深まる。 →初瀬に … 続きを読む
手習(20) 浮舟、出家する
p212-224 20.僧都立ち寄る 浮舟懇願して遂に出家する 〈p296 ようやくのことで、鶏の鳴き声を聞いて、〉 ①いびきの人はいととく起きて、粥などむつかしきことどもをもてはやして、、、、 →母尼、老尼たち … 続きを読む
手習(21・22・23) 浮舟のこと僧都から中宮の耳に入るが、、
p224-236 21.翌日、浮舟手習に歌を詠じ中将にも返歌す 〈p306 翌朝は、姫君も念願を果たしたとは言え、〉 ①髪を下ろした翌朝 、、、髪の裾のにはかにおぼとれたるやうに、しどけなくさへ削がれたるを、、、 … 続きを読む
手習(24・25) しつこいぞ、中将!
p236-246 24.僧都、帰山の途中立ち寄り 浮舟を励ます 〈p316 一品の宮はすっかり御全快あそばして僧都も山へ上りました。〉 ①妹尼「なかなか、かかる御ありさまにて、罪も得ぬべきことを、のたまひもあはせずな … 続きを読む
手習(26・27) K28年正月 薫の消息、浮舟の耳に入る
p246-254 26.新年、浮舟往時を追懐し手習に歌を詠む 〈p325 年も改まりました。〉 ①年も返りぬ。春のしるしも見えず。 →波乱万丈のK27年が明けK28年。だが浮舟の心には春は遠い。 ②「君にぞまど … 続きを読む
手習(28・29) 浮舟の一周忌過ぎ 薫、中宮のもとへ
p255-262 28.浮舟、自身の法要の衣を見て母を思い涙す 〈p332 「薫の君はわたしのことを、お忘れになってはいらっしゃらないのだ」〉 ①忘れたまはぬこそはとあはれと思ふにも、、、 →紀伊守の言で薫が浮舟 … 続きを読む
手習(30・31) 薫、浮舟のことを聞く
p262-268 30.薫、小宰相の話を聞いて驚き、中宮に対面 〈p338 そうしたある日、薫の君が局へ立ち寄って話などなさるついでに、〉 ①立ち寄りて物語などしたまふついでに、言ひ出でたり。めづらかにあやしと、いか … 続きを読む
手習 代表歌・名場面 & ブログ作成者の総括
手習のまとめです。 和歌 105. はかなくて世にふる川のうき瀬にはたづねもゆかじ二本の杉 (浮舟) 匂宮のこと、、薫のこと、、 106. 亡きものに身をも人をも思ひつつ棄ててし世をぞさらに棄てつる … 続きを読む