竹河」カテゴリーアーカイブ

竹河(1・2・3・4・5) 玉鬘のその後

竹河 姫たちは常少女にて春ごとに花あらそひをくり返せかし(与謝野晶子) この帖は光源氏の物語→宇治十帖へと続く本筋とは切り離し、謂わば外伝(髭黒に嫁いだ玉鬘のその後)として読むのがいいでしょう。登場人物もここだけの人が多 … 続きを読む

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竹河(6・7・8) 薫、玉鬘邸に年賀に訪れる

p91-102 6.薫、夕刻に玉鬘邸を訪問し優雅にふるまう  〈p19 夕暮になって四位の侍従薫の君が、〉  ①舞台は再び玉鬘邸、夕方に薫が年賀に訪れる。   玉鬘邸の女房たちも薫がお目当て、「いらしたわよ!」と色めきた … 続きを読む

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竹河(9・10) 蔵人少将、姫君たちの囲碁を覗き見

p102-114 9.桜の下、少将、姫君たちの囲碁を隙見する  〈p30 三月になって、咲く桜があれば、〉  ①K15年3月 桜の盛りの頃 玉鬘邸 大君と中の君が碁を打っている。   姫君たちのあでやかな服装&容貌の描写 … 続きを読む

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竹河(11・12・13・14) 大君、冷泉院に参院

p115-130 11.少将、薫の文を見、中将のおもとに訴える  〈p41 それでもまだ甲斐のない愚痴でも聞いてもらおうと思い、〉  ①蔵人少将、大君をあきらめきれず再度玉鬘邸を訪れ、薫が大君に宛てた文(歌)を見て益々焦 … 続きを読む

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竹河(15・16・17) 大君、女宮を出産 玉鬘の悩み

p130-146 15.帝の不満に中将ら母を責める 大君懐妊  〈p56 帝は、亡き髭黒の太政大臣が、〉  ①今上帝は不満、玉鬘の長男左近中将に疑問を呈す。   御気色よろしからず。   →「天気宜しからず」、天皇のご機 … 続きを読む

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竹河(18・19・20・21・22) 玉鬘の嘆き

p146-159 18.大君、男御子を産む 人々に憎まれる  〈p70 数年たって、御息所はまた、〉  ①5年経過とあるのでK23年だろうか。   御息所(大君)は男子を出産!   →源氏 - 冷泉院 - 若宮    源 … 続きを読む

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竹河 代表歌・名場面 & ブログ作成者の総括

竹河のまとめです。 和歌 87.竹河のはしうち出でしひとふしに深き心のそこは知りきや      (薫)    大君を慕いて、、 88.流れてのたのめむなしき竹河に世はうきものと思ひ知りにき      (薫)    大君よ … 続きを読む

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