胡蝶」カテゴリーアーカイブ

胡蝶(1) 春の町での遊宴(物語中NO.1)

「胡蝶」盛りなる御代の后に金の蝶しろがねの鳥花たてまつる(与謝野晶子) p44 – 53 1.春の町の船楽 人々、玉鬘に心を寄せる  〈寂聴訳巻四 p270 三月の二十日あまりの頃、〉  ①初音(G36年正月 … 続きを読む

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胡蝶(2・3) 秋の町での法会・玉鬘物語の始まり

p54 – 60 2.中宮の季の御読経 紫の上春秋競べに勝つ  〈p279 今日は、秋好む中宮の春の御読経の初日でした。〉  ①夜を徹して行われた春の町での大遊宴の翌朝、即ち皆寝ていない朝!  ②皆春の町から … 続きを読む

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胡蝶(4・5) 玉鬘に恋文殺到する

p60 – 74 4.源氏、人々の懸想文を見て玉鬘に語る  〈p284 四月一日の衣更えで、〉  ①時は移って4月 夏に入る  ②玉鬘の所へ恋文が押し寄せる。それを源氏がずかすかと入ってきて当然のこととして読 … 続きを読む

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胡蝶(6・7) 源氏、玉鬘に添い臥し

p74 – 84 6.源氏、玉鬘に慕情を告白 玉鬘、苦悩する  〈p295 玉鬘の姫君のことがお心にかかるままに、〉   ①初夏4月、新緑瑞々しい庭先の描写 - 若楓 柏木   白氏文集が引かれている - 和 … 続きを読む

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胡蝶 代表歌・名場面 & ブログ作成者の総括

胡蝶のまとめです。 和歌 47.花ぞののこてふをさへや下草に秋なつむしはうととく見るらむ        (紫の上) 秋好中宮への応答 48.橘のかをりし袖によそふればかはれる身ともおもほえぬかな         (源氏) … 続きを読む

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