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幻(1・2・3) 紫の上のいない正月

幻 大空の日の光さへつくる世のやうやく近きここちこそすれ(与謝野晶子) 源氏物語第二部の最終帖、光源氏が登場する最後の帖となります。 前帖「御法」で紫の上が逝去したのがG51年8月。その翌年G52年の一年間の源氏の様子が … 続きを読む

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幻(4・5・6) 春、女三の宮を訪れる

p289-297 4.源氏、涙もろさを恥じて、人と対面せず  〈p294 源氏の院は、よほど親しい人でないと、〉  ①源氏は見苦しいところを見せたくないとして人には会わない。   息子の夕霧にさえ御簾ごしにしか対面しない … 続きを読む

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幻(7・8・9) 明石の君と語る

p298-307 7.明石の君と語るも心慰まず、さびしく帰る  〈p301 夕暮の霞がほの暗くぼんやりとたちこめて、〉  ①女三の宮に興ざめしてそのまま冬の町明石の君の所へ回る。   久しうさしものぞきたまはぬに、おぼえ … 続きを読む

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幻(10・11・12・13・14・15・16) 夏が来て秋も過ぎ冬になる

p308-318 10.五月雨のころ、故人をしのび夕霧と語る  〈p310 五月雨の頃は、それまでにもまして気がめいって、〉  ①5月 - 五月雨、花橘、ほととぎす  ②夕霧が久しぶりに伺候、故人を偲びあう。   ほのか … 続きを読む

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幻(17・18・19) 源氏、退場

[お知らせ]  ①右欄の源氏百首・名場面集・青玉和歌集、「御法」まで更新しました。   万葉さん、ありがとうございました。  ②4月~9月、最後の半年の予定を上欄「進捗予定表」に書き込みました。宇治十帖の月割りです。予習 … 続きを読む

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幻 代表歌・名場面 & ブログ作成者の総括

幻のまとめです。 和歌 82.大空をかよふまぼろし夢にだに見えこぬ魂の行く方たづねよ     (源氏)    紫の上を痛惜 83.もの思ふと過ぐる月日も知らぬ間に年もわが世も今日や尽きぬる     (源氏)    52才 … 続きを読む

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