御法」カテゴリーアーカイブ

御法(1・2・3) 春、二条院で紫の上主催の大法会

御法 なほ春のましろき花とみゆれどもともに死ぬまで悲しかりけり(与謝野晶子) 源氏の一の人紫の上の死を語る源氏物語中一番悲しい巻だと思います。女三の宮も朱雀院も出てきません。若菜上下・柏木・夕霧と異なり会話や心内語は少な … 続きを読む

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御法(4・5・6・7) 秋、紫の上死去

p246 – 258 4.紫の上、見舞のため退出の中宮と対面  〈p260 夏になりますと、〉  ①暑い夏になる。宮中から明石の中宮が二条院に見舞に訪れる。明石の君も加わり三人で懐かしく語り合う。   →実子 … 続きを読む

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御法(8・9・10・11) 紫の上の葬儀 & その後

p259 – 267 8.夕霧・源氏とともに紫の上の死顔に見入る  〈p271 「これまでの長い年月、紫の上に対して、〉  ①野分の朝垣間見ただけで見ずじまい、聞けずじまいになってしまった夕霧、紫の上の死に顔 … 続きを読む

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御法(12・13・14・15・16) 紫の上死後 弔問&追慕

p267 – 274 12.帝以下の弔問 源氏一途に出家を志す  〈p277 あちらこちらの方々からの御弔問は、〉  ①弔問の使いひっきりなし。  ②源氏は妻に死なれて女々しく出家したと世間に言われることを恐 … 続きを読む

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御法 代表歌・名場面 & ブログ作成者の総括

御法のまとめです。 和歌 80.絶えぬべきみのりながらぞ頼まるる世々にと結ぶ中の契りを      (紫の上)  紫の上、花散里に名残を惜しむ 81.おくと見るほどぞはかなきともすれば風にみだるる萩のうは露      (紫 … 続きを読む

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