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朗読源氏物語(by式部)
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「薄雲」カテゴリーアーカイブ
薄雲(1・2・3) 明石の君、思い悩む
「薄雲」さくら散る春の夕のうすぐもの涙となりて落つる心地に(与謝野晶子) 薄雲の巻、前半は松風の巻に続き明石物語が展開されます。後半は一転して紫のゆかりのメインストーリーになります。重要であり面白い巻です。 ポイントは、 … 続きを読む
薄雲(4・5・6) 大堰の子別れ 明石の姫君二条院へ
p173 – 182 4.明石の君、姫君を手放すことを決心する 〈p14 思慮深い人に判断してもらっても、〉 ①尼君の説得、周りの人たちの意見で明石の君も娘を手放さざるを得ないなあと心が傾く。 ②源氏→明石の君 … 続きを読む
薄雲(7・8・9) G31-32年末年始 源氏・紫の上・明石の君
p182 – 188 7.明石の君、姫君の女房に歳暮の贈物 〈p23 大堰では、姫君が限りなく恋しくてなりません。〉 ①子別れの直後G31年末 明石の君は二条院の女房たちに歳暮を贈る ②源氏もキチンと月 … 続きを読む
薄雲(10・11・12) 藤壷重態に
p188 – 196 10.源氏、明石の君の心用意を重んじいたわる 〈p28 大堰では、たいそうのどやかに、〉 ①明石の君、ますます好ましい女性に成長していく。源氏も立ち去り難い。 「夢のわたりの浮橋か」 … 続きを読む
薄雲(13・14・15) 藤壷崩御
p196 – 206 13.源氏、藤壷の宮を見舞う 藤壷の宮崩御 〈p34 源氏の君は、公の立場からしても、〉 ①源氏 重病の藤壷の寝所近くへ 柑子などをだに触れさせたまはずなりにたれば →何も … 続きを読む
薄雲(16・17・18) 事を知った冷泉帝と源氏
p206 – 214 16.冷泉帝煩悶し、源氏に譲位をほのめかす 〈p42 帝は悪夢のようなただならぬ恐ろしい一大事を〉 ①冷泉帝の煩悶 この年で出生の秘密を突然知れば当然であろう。 父桐壷のこと母藤 … 続きを読む
薄雲(19・20・21) 源氏、斎宮の女御に恋情を
p214 – 228 藤壷のことから離れ後宮争いの続き、斎宮の女御の登場です。 19.源氏、斎宮の女御を訪れ、恋情を訴える 〈p48 前斎宮の病後は、源氏の君がかねてより〉 ①斎宮の女御 入内(G31年春 … 続きを読む
薄雲 代表歌・名場面 & ブログ作成者の総括
薄雲のまとめです。 和歌 37.末遠き二葉の松にひきわかれいつか木高きかげを見るべき (明石の君) 明石の姫君、二条院へ 38.入日さす峰にたなびく薄雲はもの思ふ袖に色やまがへる (源氏) 藤壷を痛惜 … 続きを読む