ウオームアップ」カテゴリーアーカイブ

初日

2012年7月1日、今日から始めます。どうなりますことやら。気軽にやりますのでどうぞ気軽にお付き合い下さい。 この5月でリタイアしフリーになりました。なかなかいいものです。何よりも家族の皆んなから口々に「長い間ご苦労さま … 続きを読む

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源氏物語 - 長い&登場人物が多い

源氏物語は長編です。原文で400字詰め原稿用紙2300枚とのこと。現代語訳もそんなに変わらないでしょうから寂聴さんの講談社文庫版を例にとると10冊で合計3158ページあります。1時間60ページのペースで読んで50時間ちょ … 続きを読む

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源氏物語は古文である

源氏物語の原文は名文だと言われるが「無類の悪文だ」だとこき下ろした正宗白鳥に代表される嫌悪派も多いようです。名文かどうかはともかく古文であることには間違いありません。 古文と言うとどうしても受験勉強の思い出につながります … 続きを読む

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源氏物語の和歌

源氏物語には和歌が795首含まれています。この時代和歌が想いを伝える重要な手段であり、男女の想いを描いた源氏物語に和歌が沢山出てくるのは当然でしょう。 一番多い巻が「須磨」で48首、「明石」の30首と合わせると「須磨」「 … 続きを読む

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源氏物語 - 書かれた時代・舞台となった時代

4年前の2008年が「源氏物語千年紀」として話題になった通り、源氏物語は今から1000年前に書かれた物語です(勿論何年もかかって)。400年続いた平安時代の真ん中ほど、武士の勃興はまだなくまさに貴族の世の中で、歴史の教科 … 続きを読む

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源氏物語の舞台

テキストは字ばかりで誠に味気ない(小さな絵が極まれに出てくるが)。どんなところの(地図上の)どんな舞台で(屋敷の様子など)物語が展開しているのか視覚で感じておくと物語を理解する上で助けになると思います。 ムック本などで源 … 続きを読む

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紫式部のこと

源氏物語の作者が紫式部であることは周知のことでしょう。だがあの大長編が本当に紫式部一人で書かれたものなのかについては研究者間でも議論がなされており、異論を唱える人も多いのです。確かにそれらの説を読んでみるとなるほどそうな … 続きを読む

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源氏物語はものがたりである

源氏物語はフィクション、小説です。即ち作者紫式部による全くの作り事、お話です。従って身の廻りの事を述べた枕草子、方丈記、徒然草などとは根本的に違うし、平家物語ともジャンルは異なると思います(日本の古典文学としていっしょに … 続きを読む

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閑話 源氏香‐52通り

香は既に平安時代貴族の嗜みであったようで、源氏物語にも第32巻「梅枝」の巻で薫物合せ(たきものあわせ)として取り上げられている。それに因んで源氏香というのがあり、5種の香を5つづつ合計25用意し、そこからランダムに5つを … 続きを読む

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参考書・副読本

小学館の古典セレクションは誠に優れもので原文の読み解き自身はこれ一冊で十分やって行けると思います。ただ理解をよりスムースにするため或いは一歩進んで味わって行くには参考書・副読本があった方がいいでしょう。副読本としては数あ … 続きを読む

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年立 年表

源氏物語では何年の出来事かの叙述は一切ないので、物語の進行を光源氏の年令を基準にして(第三部では薫の年齢)年表を作って整理する方法が一般的です。これを年立(としだて)といい、源氏物語の解説書にはよくついているので参照する … 続きを読む

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この時代の婚姻制度

源氏物語は光源氏が多数の女君を相手に繰り広げる恋愛ドラマです。妻がありながら次から次へと様々な女君に迫りゆく光源氏。およそ今の時代とはかけ離れた有様にこんな馬鹿げた話には付き合えないと遠ざかってしまう人も多い筈です。 そ … 続きを読む

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閑話 奥の細道について

私を古典の道へと誘い、ひいては源氏物語まで導いてくれたのは芭蕉の「奥の細道」でした。歴史に興味があり古典もやりたいとは思ってたもののどう入っていったらよいか分からない。奥の細道は著名にして短編、古文も比較的分かり易い、紀 … 続きを読む

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源氏物語 構成と成立

源氏物語の構成と成立、学術的な受け売りを披露するつもりは毛頭ありませんが、素人考えにも次のように考えるのが妥当だと思います。  第一部 1.桐壷から33.藤裏葉 まで =光源氏が昇りつめる光の物語  第二部 34.若菜上 … 続きを読む

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紫式部と石山寺 湖月伝説

(一ヶ月経ちました。長くもあり短くもあり。ペースも大分掴めてきました。でも書くのは難しい、「固いなあ」と思います。まあ根が真面目なので仕方ないですが、、、。もう少し力を抜いて「柔らかく」したいと思っています。でもそれがで … 続きを読む

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話の流れ

源氏物語のテーマは何か、何を書こうとしたのかなど学者・研究者・評論家は色んなことをおっしゃってます。色んな面があって共感する部分も多いのですが、それらは読み終えてから考えればいいでしょう。 ただ長く複雑な源氏物語を原文で … 続きを読む

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源氏物語の巻名

源氏物語五十四帖にはそれぞれ何とも優美な巻名がつけられています。この巻名は作者がつけたものか後世になって誰かがつけたものかも説が分かれているのですが、素人の私は「そりゃあ紫式部がつけたのさ、だって天才なんだもん」と考えて … 続きを読む

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結婚年齢について

王朝時代の結婚については先に記したが、結婚年齢はとてつもなく早い。露骨に言えば男女とも生殖可能年齢になったら結婚もよしということであったのだろうか。家系を継いでいくという観点から天皇家も貴族もできるだけ早く結婚して子を成 … 続きを読む

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貴族 官位 受領階級

平安王朝は無論のこと身分社会であり、国の支配はごく限られた人々の手にあった。この時代の官人は位階制によって序列づけられ権限・給与・生活ぶりなど厳しく差別がされていた。何たって衣服の色が違うし邸宅の広さも路頭での礼も乗り物 … 続きを読む

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賜姓源氏について

高校古文にも出てきたので源氏物語とは紫式部が書いた光源氏を主人公とする物語ということは知ってましたが、何故源氏物語というのかよく分かりませんでした。源氏・平氏と言うと源平の武家の両雄とばかり思っていたものです。 源氏物語 … 続きを読む

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