常夏」カテゴリーアーカイブ

常夏(1) 釣殿で近江の君の噂を質す

「常夏」露置きてくれなゐいとど深けれどおもひ悩めるなでしこの花(与謝野晶子) 「蛍」G36年5月に続く6月、夏真っ盛りの六条院です。 p134 – 140 1.源氏、釣殿の納涼に近江の君の噂を質す  〈寂聴訳 … 続きを読む

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常夏(2) 源氏と玉鬘 和琴を弾き唱和

p140 – 150 2.源氏、西の対で和琴を弾き玉鬘と唱和  〈p48 たそがれ時のほの暗さの中に、〉  ①夏の町西の対、玉鬘の居所へ   御前には一面撫子の花が色取り取りに植えられている。  ②源氏→玉鬘 … 続きを読む

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常夏(3・4) 源氏と玉鬘 & 内大臣

p150 – 156 3.源氏、玉鬘の取扱いに思い迷う  〈p57 西の対にお出かけになることも、〉  ①源氏、西の対の玉鬘が気になって仕方がない。あれこれと思い悩む。    ②もし妾にするにしても紫の上より … 続きを読む

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常夏(5・6) 雲居雁の昼寝 & 近江の君現る

p157 – 163 5.内大臣、雲居雁を訪れて、昼寝を戒める  〈p62 そんなふうで内大臣はあれこれ思案なさるうちに、〉  ①前段に引き続き内大臣(頭中)の二条邸、ここに雲居雁を引き取っている。  ②暑い … 続きを読む

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常夏(7・8) 近江の君の滑稽譚

p164 – 177 内大臣への怒りは怒りとして近江の君の人間性を楽しみましょう。 7.内大臣、近江の君を訪れる 滑稽な問答  〈p67 内大臣はお里帰りの弘徽殿の女御をお訪ねになったついでに、〉  ①近江の … 続きを読む

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常夏 代表歌・名場面 & ブログ作成者の総括

常夏のまとめです。 和歌 51.なでしこのとこなつかしき色を見ばもとの垣根を人やたづねむ      (源氏)  夕顔の筋より出でる玉鬘 52.草わかみひたちの浦のいかが崎いかであひ見んたごの浦波      (近江の君)  … 続きを読む

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