月別アーカイブ: 2013年8月

篝火(1・2・3) 篝火のもとで、、、

「篝火」大きなるまゆみのもとに美しくかがり火もえて涼風ぞ吹く(与謝野晶子) G36年6月の「常夏」に続く7月(初秋) p182 – 188 1.近江の君の噂を聞き、源氏批評する  〈寂聴訳巻五 p80 この頃 … 続きを読む

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篝火 代表歌・名場面 & ブログ作成者の総括

篝火のまとめです。 和歌 53.篝火にたちそふ恋の煙こそ世には絶えせぬほのほなりけれ        (源氏)  何とも断ちがたい恋情 名場面 51.御琴を枕にて、もろともに添ひ臥したまへり。、、、        (p18 … 続きを読む

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野分(1・2) 野分来る 夕霧、紫の上を覗き見

「野分」けざやかにめでたき人ぞ在ましたる野分が開くる絵巻の奥に(与謝野晶子) G36年中秋の8月 p194 – 200 1.六条院の中秋、野分にわかに襲来する  〈寂聴訳巻五 p88 秋好む中宮の御殿のお庭に … 続きを読む

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野分(3・4) 野分の過ぎた朝 源氏と紫の上

p201 – 208 3.夕霧、三条宮に泊り、紫の上を思い続ける  〈p94 三条の宮邸に向かう道すがらも、〉  ①夕霧は六条院と大宮のいる三条宮を日ごろからこまめに行き来している。  ②道すがらいりもみする … 続きを読む

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野分(5・6) 野分の朝源氏、中宮・明石の君を巡回

p208 – 215 5.夕霧、秋好中宮を見舞い源氏に復命する  〈p100 「それはそうと、昨夜のあのひどく恐ろしかった嵐に、〉  ①中宮が里帰りしている。こちらも心配。源氏は夕霧に伝言を渡し見舞いに行かせ … 続きを読む

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野分(7・8) 野分の朝、源氏と玉鬘

p216 – 222 7.夕霧、源氏と玉鬘の寄り添う姿に驚く  〈p106 西の対の、玉鬘の姫君のところでは、〉  ①秋好中宮、明石の君を経てやっと玉鬘の所へ。   →何をおいてもここに来たかったろうにやはり … 続きを読む

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野分(9・10) 夕霧、二人の女君に消息

p222 – 228 9.夕霧、明石の姫君を訪れ、その姿を見る  〈p113 夕霧の中将は、源氏の君のお供をして、〉  ①明石の姫君8才。夕霧は兄妹なので身近に入っていける。    ②明石の姫君は野分が恐ろし … 続きを読む

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野分 代表歌・名場面 & ブログ作成者の総括

野分のまとめです。 和歌 54.した露になびかましかば女郎花あらき風にはしをれざらまし        (源氏)  雨にも風にも負けぬ恋情 55.風さわぎむら雲まがふ夕べにもわするる間なく忘られぬ君       (夕霧)  … 続きを読む

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行幸(1・2) 大原野へ行幸 玉鬘、冷泉帝を見る

「行幸」雪ちるや日よりかしこくめでたさも上なき君の玉のおん輿(与謝野晶子) 野分の8月から冬の12月に舞台が移ります。紅葉につけての遊宴が省かれてますね。 p12 – 18 1.源氏、玉鬘の処置について苦慮す … 続きを読む

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行幸(3・4) 玉鬘の裳着に向けて

p18 – 23 3.源氏、玉鬘に入内を勧めて裳着を急ぐ  〈p126 その翌日、源氏の君は、〉  ①玉鬘が行幸の行列を見て帰った翌日早速源氏は玉鬘の反応を見るべく文を送る。   →勿論行幸を見に行き帝を見る … 続きを読む

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行幸(5・6) 源氏、大宮を見舞い玉鬘のことを打ち明ける

p24 – 32 5.源氏、大宮を見舞い、懇ろに語り合う  〈p130 源氏の君は、太政大臣となられた今は、〉  ①内大臣からの断りの手紙を受けて源氏はすぐに三条大宮邸に赴く。   →源氏の行動力の素晴らしい … 続きを読む

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行幸(7・8) 内大臣、源氏の居る三条宮邸へ

p32 – 37 7.内大臣、大宮の招きに従い三条宮を訪れる  〈p136 内大臣も、源氏の君がこうして三条宮に〉  ①内大臣、三条宮に源氏が訪れていると聞きあわてる。   →腰結役を断ったことと関係があろう … 続きを読む

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行幸(9・10) 源氏、内大臣に玉鬘の件を打ち明ける

p38 – 44 9.源氏内大臣相和す 内大臣、玉鬘の件を知る  〈p140 内大臣も久しぶりの源氏の君との御対面に、〉  ①源氏と内大臣、久しぶりに会見する。二人はしばらく疎遠な仲となっているが元々は朋友。 … 続きを読む

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行幸(11・12・13) 玉鬘の裳着の準備

p45 – 52 11.玉鬘の裳着の準備 夕霧の心懐  〈p145 このお話があったのは、二月上旬のことでした。〉  ①G37年に入っている。2月16日に玉鬘裳着の儀が行われる。  ②玉鬘、実父内大臣に会える … 続きを読む

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行幸(14・15) 玉鬘の裳着の儀 内大臣、腰結役を 

p52 – 58 14.内大臣、腰結役をつとめる 源氏と歌の贈答  〈p152 内大臣は、はじめはそれほど乗り気ではなかったのに、〉  ①2月16日裳着の儀当日。内大臣は玉鬘を見るのが楽しみで駆け参じる。   … 続きを読む

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行幸(16・17) 近江の君、愚弄さる 

p58 – 65 16.柏木ら、弘徽殿の前で近江の君を愚弄  〈p157 しばらくは、世間の噂にならないようにと、〉  ①舞台は替り宮中弘徽殿。弘徽殿女御の後宮サロン。近江の君の登場。  ②近江の君、玉鬘のこ … 続きを読む

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行幸 代表歌・名場面 & ブログ作成者の総括

行幸のまとめです。 和歌 56.をしほ山みゆきつもれる松原に今日ばかりなる跡やなからむ     (源氏) 冷泉帝の美麗なるパレード 57.ふた方にいひもてゆけば玉くしげわが身はなれぬかけごなりけり     (大宮) すば … 続きを読む

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藤袴(1・2) 夕霧、玉鬘に恋情を訴える

「藤袴」むらさきのふぢばかまをば見よといふ二人泣きたきここち覚えて(与謝野晶子) 前帖「行幸」で玉鬘の裳着の儀が行われたのがG37年2月。それから半年後に舞台が移ります。 p70 – 80 1.玉鬘、尚侍出仕 … 続きを読む

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藤袴(3) 夕霧、玉鬘につき源氏を問いつめる

p80 – 86 3.夕霧、玉鬘の件につき源氏に問いつめる  〈p172 かえって、言わでものことを打ち明けてしまったと、〉  ①夕霧、源氏に復命すべく春の町を訪れる。   源氏は紫の上を見られることを警戒し … 続きを読む

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藤袴(4・5) 柏木、玉鬘を訪問

p86 – 92 4.玉鬘の出仕決定に、懸想人たち焦慮する  〈p176 こうして喪服もお脱ぎになり、〉  ①今8月、玉鬘の尚侍としての出仕は9月(忌月)を避けて10月と決まる。   →尚侍は別に天皇の妃では … 続きを読む

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