投稿者「清々爺」のアーカイブ

若紫(24・25・26) 二条院での源氏と若紫

p101 – 107 24.源氏、紫の上に手習を教え、ともに遊ぶ  〈p320 源氏の君は二、三日宮中へもお上りにならず、〉  ①自邸に連れて来て四六時中いっしょにおり自分好みの女性にしたてる。    →源氏 … 続きを読む

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若紫 代表歌・名場面 & ブログ作成者の総括

若紫のまとめです。 和歌 9.見てもまたあふよまれなる夢の中にやがてまぎるるわが身ともがな   (源氏) 藤壷との禁断の契り 10.手に摘みていつしかも見む紫のねにかよひける野辺の若草    (源氏) 若き紫の上、紫のゆ … 続きを読む

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末摘花(1・2・3) 夕顔に続く中の品 - 末摘花

[お知らせ] 万葉さんのヘルプにて右欄にリストを3つ掲載しました。参考にしてください。  1.源氏百首-源氏倶楽部撰 (先年の講読会で選んだものです)  2.源氏物語 名場面集   (ブログ作成者が選んだものです)  3 … 続きを読む

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末摘花(4・5・6) 頭中との恋の鞘当て

p120 – 130 4.頭中将、源氏の後をつけ、おどし戯れる  〈p18 寝殿のほうへ行けば、〉  ①源氏の恋のライバル頭中の登場。この場面の作り方素晴らしいと思うのですがいかがでしょう。人間は一人でやって … 続きを読む

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末摘花(7・8) 源氏、末摘花と ♡♡ 暗がりでよく分からず

p130 – 142 7.いらだつ源氏、命婦に手引きをうながす  〈p25 いつのまにか秋になり、〉  ①手紙を出しても返事が来ない。源氏の思い込みは益々膨らむ。   (「恋は押さば引け引けば押せ」を一人でや … 続きを読む

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末摘花(9・10・11) 源氏逡巡 後朝の文も夕方に

p142 – 148 9.源氏、二条院に帰り、頭中将と参内する  〈p36 二条の院にお帰りになって、〉  ①末摘花との不可思議な一夜を終え帰った源氏、さてどうしたものかと苦慮する。  ②頭中が誘いに来てから … 続きを読む

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末摘花(12・13) 雪の夜 ~ 朝 名場面です

さて好き嫌いはあるでしょうが物語中でも有名な滑稽場面です。 p148 – 158 12.雪の夜に訪れ、女房たちの貧しい姿を見る  〈p43 あの藤壷の宮のゆかりの若紫の姫君を〉  ①行幸も過ぎやや暇になった雪 … 続きを読む

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末摘花(14・15・16) 事後の末摘花

p158 – 170 14.貧しい門番に同情 末摘花の鼻を連想する  〈p50 御車を寄せてある中門がたいそうひどく歪んで倒れかかっていて、〉  ①荒れた屋敷の佇まいはまさに葎の門。場所はよかったのだがあいに … 続きを読む

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末摘花(17・18) G19年正月 末摘花と若紫

p170 – 176 17.正月七日の夜、源氏、末摘花を訪れる  〈p61 元日から幾日かすぎますと、〉  ①明けてG19年正月 源氏は忙しい年始の宮中行事を終えて気分転換に末摘花邸に赴く。   源氏の援助に … 続きを読む

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末摘花 代表歌・名場面 & ブログ作成者の総括

末摘花のまとめです。 和歌 11.からころも君が心のつらければたもとはかくぞそぼちつつのみ    (末摘花) 雪の朝 →源氏への贈歌 12.なつかしき色ともなしに何にこのすゑつむ花を袖にふれけむ    (源氏)  雪の朝 … 続きを読む

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年末のご挨拶

押し迫りました。ブログを始めてから半年経とうとしています。早いものです。お付き合いいただき応援いただいている皆さまに厚くお礼申し上げます。 何せ対象が源氏物語の原文という厄介なものですので参加者が限られることは仕方ないと … 続きを読む

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紅葉賀(1・2・3) 源氏 青海波を舞う 

謹賀新年  本年もよろしくお願いいたします。 「紅葉賀」青海の波しづかなるさまを舞ふ若き心は下に鳴れども(与謝野晶子) さて、第七巻は「紅葉賀」(もみじのが)、「若紫」に続く紫のゆかりメインストーリーです。これからはしば … 続きを読む

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紅葉賀(4・5・6) 葵の上・藤壷・紫の上

p189 – 198 4.源氏と葵の上の仲 紫の上、源氏を慕う  〈p77 藤壷の宮はこの頃、〉  ①相変わらずの葵の上との心の擦れ違い。  葵の上にもたらされる情報は女房からのもので紫の上との経緯など全くな … 続きを読む

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紅葉賀(7・8・9) 不義の皇子誕生

藤壷との不義の子が生まれる重要場面です。 p198 – 210 7.源氏、左大臣邸に退出 翌日、藤壷へ参賀  〈p85 源氏の君は宮中の拝賀を終えて、〉  ①葵の上と源氏 年が改まっても心の擦れ違いは変わらな … 続きを読む

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紅葉賀(10・11・12) 紫の上との様子

p210 – 217 10.源氏・藤壷、和歌に託して思いを交す  〈p94 源氏の君は二条の院の御自分のお部屋でお寝みになって、〉  ①源氏と藤壷の歌の贈答。信頼できる王命婦経由とはいえ危なっかしい。   源 … 続きを読む

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紅葉賀(13・14・15) 熟女源典侍

p218 – 236 この源典侍(げんのないしのすけ)のことは紫のゆかりのメインストーリーには関係ない一つのエピソードで、紫式部の筆使いもちょっと異なるように思います。あとから挿し込まれたのかもしれません。何 … 続きを読む

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紅葉賀(16・17) 藤壷 立后

源典侍を巡るドタバタ劇から物語の中枢にもどる。 p236 – 238 16.藤壷、弘徽殿女御を越えて后に立つ  〈p117 七月には、藤壷の宮が中宮にお立ちになられたようでございます。〉  ①愛おしい藤壷が産 … 続きを読む

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紅葉賀 代表歌・名場面 & ブログ作成者の総括

紅葉賀のまとめです。 和歌 13.袖ぬるる露のゆかりと思ふにもなほうとまれぬやまとなでしこ    (藤壷)   秘密の皇子の誕生 14.尽きもせぬ心の闇にくるるかな雲居に人を見るにつけても    (源氏)   藤壷立后 … 続きを読む

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カラオケのこと

先日カラオケ友だちのハッチーさんからこのブログに参加するとの投稿がありしてやったりと喜んでいます。この仲間とは3カ月に一度新宿のスナックで歌いまくるというのが何年も続いています。メンバーは会社の同期4人、選曲に多少の違い … 続きを読む

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花宴(1・2・3) 花の宴 朧月夜登場

「花宴」春の夜のもやにそひたる月ならん手枕かしぬ我が仮ぶしに(与謝野晶子) G18年秋の紅葉賀に対応する春の宴(桜&藤)、G20年春のことです。これからの物語に文字通り彩りを添える人気抜群「朧月夜」の登場です。短いですが … 続きを読む

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