源氏の集い

今日から連休後半、爽やかな日が続きます。それぞれにファミリーイベントでお忙しいことと思います。源氏購読も4日間お休みです。爺も源氏を忘れジイになって行ったり来たり思う存分エンジョイしたいと思っています。

ブログを開始して1年10ヶ月、お蔭さまで順調に宇治十帖も総角・宿木と一番シンドイ正念場を通過中です。随分と書いてきました。みなさんにも随分と書いていただきました。先日来最初のウオームアップからざっと読み直したのですが分量が多すぎて読み切れず「玉鬘」の所で断念しました。
 (本日現在で投稿が455件、コメント総数が1788件です。投稿を平均1000字、コメントを平均200字とすると合計812,600字。400字詰で2031枚になります)
 
すごいボリュームです。こうして爺が何とかここまで来れたのも皆さまのご支援あってのこと、取分け投稿毎に一度も欠かさず熱いコメントを寄せていただいている青玉さんのお蔭です。改めて感謝申し上げます。
 
昨晩は在京のコメンテーター各位(式部さん・青黄の宮さん・ハッチーさん・進乃君さん)に集まっていただき新宿で「源氏の集い」を行いました(名古屋の青玉さんには失礼しました)。爺には勿論旧知の面々ですがお互い初対面の方もあり少し心配しましたが、そこが源氏物語の力でしょうか、源氏をベースに次々に話が進みお互いの分野(ケニアやら中国やら)に話が及び、また源氏に戻るといった調子であっという間の3時間でした。

三重県勢3人のローカルな話題に大阪・京都ベースのハッチーさん・進乃君さんが応酬すると言う構図もあり否が応でも話は盛り上がったのではないでしょうか。

 ・しをんちゃんの「神去なあなあ」(WOOD JOB)
 ・斎宮博物館
 ・本居宣長、小津安二郎
 ・清少納言 榊原温泉(ななくりの湯)
 etc. etc.

このように話が弾むのも源氏物語のすごさ、紫式部の偉大さによるものと改めて思いました。

後は来年の百人一首のこと、年末の完読記念旅行のこと、配役表のことなど話し再会を約してほろ酔い気分で帰途につきました。

(配役表=先年の講読会の時源氏物語登場人物141人をピックアップしそれぞれに配役を決めたもの。今回完読時にはもう少し主要人物に絞った形で2014年版を作ろうと爺が勝手に思っており、2010年版を皆さんに配り協力を依頼しました。青玉さんには別途メール添付でお送りします)

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7 Responses to 源氏の集い

  1. 青玉 のコメント:

    一年10カ月もの長丁場、先行予習しながらの投稿、誠にお疲れ様です。
    そのエネルギーに敬服の思いです。
    今後ともよろしくお願いいたします。
    私などは思いつくまま気楽にコメントさせていただいているだけで清々爺さんのご負担には及ぶものではありません。
    私も時々読みなおしたりしてその膨大さに感心しております。
    原稿用紙二千枚余ということは一冊の本になりそうですね。

    昨晩のお集まりはとても楽しかった由、青黄の宮さんよりメールの返信をいただきました。
    欠席のこと、返す返すも残念で申し訳ありません。
    中身の濃い充実の数時間だったようですね。
    話題も経験も豊富な皆さま方のこと、さぞかし盛り上がったことと思います。

    三重県勢に京阪勢の応酬、面白そうですね。
    地方とメジャーの差は人数でカバーできたかしら?
    源氏物語が取り持つご縁の素晴らしさですね。
    ますます秋の完読旅行が楽しみになって来ました。
    是非名古屋にもお立ち寄りください。

    配役表、拝見しました。(2010年版)
    居並ぶ俳優勢(141名)の壮観さに目を見張りました。
    なかには知らない名前さえあったりして・・・
    成田屋と高麗屋の御曹司が光源氏と頭中に、素晴らしいですね。
    女優陣の配役にも唸りました。

    楽しく愉快な「源氏の集い」報告記ありがとうございました。
    皆様、秋にお目にかかれるのを心より楽しみにしております。

    • ハッチー のコメント:

      青玉さんが欠席だったのは残念でしたが、昨晩は楽しい集いとなり、初めてお目にかかるお二方とも面識ができ、すばらしい『源氏の集い』でした。
      といっても、皆さんの博学さに押され気味でもっはら聞き役だったように思いますが、それでも卒業旅行が今から楽しみです。

      古典など読んだこともない小生が、源氏物語をここまで読めたのは、源氏物語そのものが想像を超えすばらしい作品であること、それでも難解で挫折しそうなになった時いつも助けてくれた清々爺の優しいリーダーシップのお陰、また青玉さんの毎日欠かさぬ熱いコメントと締め効いた和歌があったお陰と、感謝、感謝です。

      源氏完読旅行までには、通っている大学の古典文学講座も聞けますし、万葉集も読めると思いますので、古典文学もレベルアップできてもう少し皆さんの会話にも積極的に参加できるかと思っています。昨晩の皆さんはもちろん、青玉さんにも初にお目にかかれることを楽しみに、最後まで源氏を読みきりたいと思っています。

      ところで、本朝一番、”アナと雪の女王”を孫一家ともども、開演30分前に見に行きましたが、チケット完売で見れませんでした。5歳の女の孫が泣いたので、代わりに、井の頭公園でボートに乗ってきました。
      ということで、連休も平穏に楽しくスタートしています。

      では

    • 式部 のコメント:

       青玉さん、今回はお目にかかれなくて残念に思います。
       完読旅行でお会いできることを楽しみにしています。
       源氏の配役表、面白かったでしょう?
       青玉さんならどの役にどの俳優をあてるか考えてみてくださいね。
       予算もスケジュールも一切関係なく好みのままの配役を考えるのは楽しいですよ。

      • 青玉 のコメント:

        せっかくのチャンス、私も残念でした。
        楽しみは先に取っておくことにしましょう。
        配役表、私も楽しみながら映画監督になったつもりであれこれ振ってみましょう。

        アナと雪の女王、字幕で見たのですが二度目は孫と吹き替え版を。
        松たか子の歌が絶賛されているようです。
        神田沙也加は歌手だから上手くて当然ですが松も舞台で鍛えた喉とその歌唱力に驚きました。

  2. 式部 のコメント:

     源氏の集い、楽しかったですね。
     なんだか三重(津、伊勢)へと話を誘導してしまったような感じもしましたが・・ さっき、12時のNHKニュースで今年の葵祭の斎王の禊を流していました。もうすぐ葵祭ですね。京都、大阪出身のお二方には、こんな話もよかったかもしれませんね。
     源氏物語から派生すると、お話はどんどん広がり果てしない気がします。

  3. 清々爺 のコメント:

    皆さん、コメントありがとうございます。

    同好の仲間が集いおしゃべりを楽しむ。つくづくいいものだなあと思いました。私がブログを始めたのもこういう仲間との繋がりを作りたかったからです。秋、無事宇治に辿り着けたらまた機会を作りたいと思います。まだお会いできてない青玉さんにお目にかからなくっちゃ話になりませんからね。

    では、張り切って宿木に戻りたいと思います。よろしくお願いします。

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