NHK 新日本風土記「京都 すぐそばに源氏物語」

お気づきでしょうが朝刊で源氏関連番組を見つけました。ご参考まで。

本日午後9-10時 BSプレミアム 新日本風土記「京都 すぐそばに源氏物語」

[内容](科学の世界ではやってはいけないコピペです)

1000年の時を超えて愛読される「源氏物語」。54帖(じょう)からなるその長大な物語には恋愛だけでなく親心や夫婦のいさかいといった今も変わらぬ人間関係、心の機微が描かれている。花をめで月をめで祭りを愛する。たたりを恐れ鬼門を嫌う。当時の習俗、娯楽、四季との関わり、さらには美意識、死生観など、いまの「日本人」につながるものが書き込まれている。京都を中心に現代の日本に息づく「源氏物語」の世界を旅する

(生活密着番組だから源氏そのものではなさそうですが、、、)

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9 Responses to NHK 新日本風土記「京都 すぐそばに源氏物語」

  1. 青玉 のコメント:

    気がつかず見逃すところでした。
    ありがとうございます。今夜楽しみにしております。

    最近では源氏という文字を見つけるとすぐ敏感に反応してしまいます。
    これも「源氏物語 道しるべ」の効用でしょうか。

    今日も源氏に反応する出来事がありました。
    建礼門院右京太夫集の教室でのことです。
    右京太夫は三蹟の一人として著名な藤原行成の六代後裔にあたる世尊寺伊行を父として平安末期に生まれ父、伊行は源氏物語の最初の注釈書である「源氏釈」を著わしたそうです。
    従って惟盛を偲ぶ和歌
    かなしくもかかるうきめをみ熊野の浦わの波に身をしずめける
    法住寺殿の御賀に青海波舞ひてのをりなどは、「光源氏のためしも思ひ出でられる」と詞書にあります。
    又源氏物語「幻」を重ね合わせた詞書
    「見る甲斐なし」とかや、源氏の物語にあること思ひ出らるるも「なにの心ありて」とつれなくおぼゆ
    等々右京太夫が源氏物語を読んでいたことをうかがわせます。
    昔から今に至るまで源氏の影響の大きさに今更ながら驚いている次第です。

    • 清々爺 のコメント:

      えっ、そうなんですか。それは偶然ですねぇ。

      今日買い物に出て本屋で歌人の評伝集みたいなのが並んでたので伊勢・中務・和泉式部とパラパラ読んで、建礼門院右京太夫があったので、あっ青玉さんがやってるやつだと思って手にとったところ父は源氏釈の著者藤原伊行とありびっくりしました。

      何せ源氏釈は定家の「奥入」よりも前の一番古い注釈書ですからね。本テキストでも随所に引用されてます。右京大夫は源氏物語、隅々まで通暁してたのでしょう。詠歌で源氏に関連あるところピックアップしておかれるといいのじゃないでしょうか。

  2. 青玉 のコメント:

    テレビを見ながら今までの源氏のおさらいができました。
    源氏は今なお京都の人々の日常に密着しているのだなという事がわかりました。
    印象に残ったのはやはり例の「源氏香」ですね。
    雅な遊びが息づいているのは京都ならでこそですね。

    • 清々爺 のコメント:

      面白かったですね。よく取材してしっかりまとめたものと感心しました。

      「源氏香」、どうするのかよく分かりましたね。5X5 25袋の内から5袋取り出す。後の20袋はどうするのでしょう。元にもどすんでしょうね。勿体ないですもんね。香がどれくらい違うのか分かりませんが正解するのは結構難しいのでしょうね。何せ52通りもありますから。

      巻ごとの組み合わせを全部頭にいれておき、最後に「あっ、今日は若紫だ」なんて分かれば痛快でしょうけど。

      後日着物の模様やら屋号の紋章やらに使われてるのも面白かったです。

  3. 式部 のコメント:

     テレビ見ましたよ。「岩戸落葉神社」の案内がよかったです。
     源氏物語を読んでいて「落葉宮」という名は気の毒に思っていましたが、この地の伝説では、落葉姫は美人とのこと、一安心です。紫式部はその伝説から「落葉宮」のイメージを考え出したなんていいじゃないですか。
     なんであれ、源氏物語とリンクされ後の世まで、人々に親しまれているとは、たいしたものです。

    • 清々爺 のコメント:

      小野の所面白かったですね。落葉姫より美人になれない、「それで私はこんな顔なんですわ」と明るく笑ったおばさん、最高でしたね。

      私も落葉の宮(女二の宮)のこと見直しました。紫式部も伝説を意識していたのかもしれませんね。落葉の宮、これからも夕霧六の君の養母としてちょっと出てきます。まあ晩年は可もなく不可もなくだったのでしょうか。

      京都の風俗博物館も出て来ましたね。法衣店のオヤジの道楽なんですね。でも大したものだと思いました。従業員に恋愛御法度というのは訳分かりませんでしたけど。

      • 青玉 のコメント:

        あのおばさんの京言葉最高でした。
        きっと京都弁なのでしょうが私が三重へ帰った時に話す言葉で独特のイントネーションも全く同じでした。
        関西系の発音って何だかホッとするものがありますね~

      • 万葉 のコメント:

        僕はこの番組はいつも録画してるので、昨日時間があったので見てみました。
        「恋愛御法度」というのは人形シーンのことですから安心してください。

        • 清々爺 のコメント:

          いつもお世話になっておりありがとうございます。

          そうか、「恋愛御法度」は人形シーンのことでしたか。ボンヤリ見てて勘違いでした。人形展示も恋愛場面(ラブシーン・ベッドシーン)は取り上げないということですね。オヤジさん、さすが。紫式部の心をよくご存じです。

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